クックビズの連結子会社「きゅういち」、ECサイトをオープン
中国などへ輸出予定だった海産物を国内消費に向け販売開始
クックビズ株式会社の連結子会社である、水産物の冷凍加工を行う、きゅういち株式会社(本社:北海道函館市、代表取締役社長:藪ノ 賢次、以下きゅういち)は、一般消費者向けのECサイトを2023年9月4日(月)にオープン。中国など海外に輸出予定の海産物を、国内向けに販売を開始しましたので、お知らせいたします。
■背景と目的
東京電力福島第1原子力発電所のALPS処理水の海洋放出を巡る、中国の禁輸措置などにより、福島近郊の海産物のみならず、北海道の漁業関連事業者も少なからず影響を受けている状況です。
きゅういちにおいても出荷予定のホタテ等が在庫として工場にストックしている状態であり、この機会にぜひ日本国内の消費者のみなさまにお届けしたいという想いから、EC販売をスタートいたしました。
きゅういちサイト:https://kyuichi.co.jp/
■取り扱い商品について
きゅういちでは噴火湾をはじめ北海道内で取れた新鮮な海産物を、人の目で質を確認し、高い鮮度・色合い・完熟度などを保つように急速冷凍し、丁寧にパック詰めしております。
パック詰めの際にも人の目で最終検品を行い、安全を一品一品チェックして出荷しております。
北海道のおいしいめぐみを食卓で味わってください。
商品一覧
・ほたて貝柱 1kg ¥3,456(税込)
・ベビーホタテ 1kg ¥1,782(税込)
・ボイルホタテ 800g ¥1,566(税込)
・北海道産いくら 500g ¥5,184(税込)
・北海道産たらこ 500g ¥2,160(税込)
15,000円以上送料無料 全国一律1,800円 ※沖縄離島は別途費用かかります
■ALPS処理水について
ALPS処理水とは、東京電力福島第一原子力発電所の建屋内にある放射性物質を含む水について、トリチウム以外の放射性物質を、安全基準を満たすまで浄化した水のことです。
トリチウムについても安全基準を十分に満たすよう、処分する前に海水で大幅に薄めます。
このため、環境や人体への影響は考えられません。
また、海洋放出の前後で、海の放射性物質濃度に大きな変化が発生していないかを、第三者の目を入れた上でしっかりと確認し、安全確保に万全を期します。
国連の機関であり、原子力について高い専門性を持つIAEAも、ALPS処理水の海洋放出は「国際安全基準に合致」し、「人及び環境に対する放射線影響は無視できるほどである」と、包括報告書で結論付けています。
IAEAによるチェックは放出前だけでなく、放出後まで長期にわたって実施されます。
■近海で獲れた海産物について
日頃から近海の魚を多く食べる場合を想定するなど、国際的な方法に基づいて海洋放出による人体への影響を評価したところ、日常受けている放射線(自然放射線)からの影響と比べ約100万分の1から7万分の1と、影響が極めて小さいことが確認されており、近海でとれる魚に安全上の問題はありません。
さらに、海洋放出の前後で、定期的にモニタリングを実施し、海や魚類の放射性物質濃度に大きな変化が発生していないか確認します。
これまでどおり、安心しておいしい産品をお楽しみください。
(経済産業省ウェブサイト「みんなで知ろう。考えよう。ALPS処理水のこと」より抜粋:https://www.meti.go.jp/earthquake/nuclear/hairo_osensui/shirou_alps.html)
■きゅういち株式会社について
会社名 :きゅういち株式会社
代表者 :代表取締役社長 藪ノ 賢次
所在地 :北海道函館市川汲町1395番地
事 業 :ホタテ・ホッケ・サバ等の冷凍加工業
URL :https://kyuichi.co.jp/
プレスリリース、PDF版はこちら